エメラルドグリーンの肌

ハロプロとか芝居とか漫画とかが好き。小説が書きたい。

COCOON感想まとめ


私ね、今ここで懺悔します。
2015年NU版TRUMPの大千秋楽の時のアンケートに「幸せになってほしいとも思うけど、不幸の渦の中でずっともがいていてほしいとも思います。TRUMPシリーズの輪廻がずっと続けばいいのに」って書いたんです。ほんまに。
あれから4年…私の望みは叶い続けている…

 

月の翳り

・みんな大好き繭期オタクおじさんとかあまりにも濃いキャラが印象深いですが、やはり時が経てば経つほどボディーブローのように効いてくる…
今まで「名脇役」でしか無かったラファエロとアンジェリコの生き様を掘り下げる、とにかくえげつない芝居でしたな。

* 14歳ラファエロお兄ちゃんが思ってたよりずっと幼く、デリコ家の重圧、ウルの秘密の死守、色んなものに押しつぶされていたこと(これはNU版で強調されてたね)、
アンジェリコがこのクランに居てくれて良かったと、確かに思っていたのだと言うこと。
予測はできていたけど、等身大の繭期の少年だった事実
TRUMPでのラファエロお兄ちゃんは、あくまでソフィの目から見たお兄ちゃんだったのね。
そっちでは17歳だからというのもあるけど、あんなに幼くて素直な子だったんだな…

* そしてアンジェリコ様よ。あんまりにも可哀想でしょ…こちとらアンジェリコ様自身の知らない出生の秘密まで知っちゃってるし…
アンジェリコ様がなにしたってんだ!TRUMPでは確かに悪いことしてたけど、COCOONではしてないだろ!!
確かにラファエロへ勝手な期待をし過ぎていたけど…しゃーないやろ、あんな環境で育ったら…
でもゲルハルト様のことも知っちゃってんだよ、シリーズ追ってるわしらは…

TRUMPではアンジェリコ様の繭期、めっちゃ深刻に重いのに、COCOONではラファエロの方が深刻で、ラファエロのせいでアンジェリコ様の繭期もどんどん歪んでしまったみたいな…
しかしそんな事ラファエロお兄ちゃんの知ったこっちゃねぇわけで。

私はラファエロとアンジェリコの民ではないので(なにそれ)2人の関係性をあまり深く考えたことなかったんだけど(デリコ家の方が考察してた)
なんかもう、あまりにも…繭期オタクおじさんが薬を盛らなかったら…

誰かまともな大人が、デリコ家の子息、フラ家の子息としてではなく、ラファエロ、アンジェリコとして対等に接してくれていたら…
っていうか父親達が一言「愛している」って言ってくれてたら…
しかし私はダリちゃんもゲルハルト様も深く知ってしまったので、頭ごなしに怒ることは出来ない…!

最後のさ、夕日の中で2人で殴り合いして、ラファエロお兄ちゃんが勝ってその場を去る時に、まさかアンジェリコ様が「嘘だよ、ラファエロ…」って、そんな恥も外聞もなく縋ってくると思わなかったよ…
そんなに、ラファエロのことが大好きだったんだね、孤独な人生の生きるヨスガだったんだね…

この子達は、大人になることなく、あの夕日の向こうにたどり着くことなく、繭期の八方塞がりの絶望に囚われたまま死んでしまったのね…
永遠の繭期であることに快楽を見出すアレな人がいる一方、繭期さえ抜けていれば、幸せになれたかもしれない子達がいるんだよね…

結論 すえみつさんが通常運転でひどい。
俺達の神様は、血が緑色なんだぜ…

* それにしても繭期オタクおじさんティーチャードナテルロ、まさかあんなやべえ奴だとは。ドナテルロの名前出た瞬間「あ!ドナテルロ回顧録の人やーん!」と思ったけど、あの時はあくまで語り部でしかなかったやん。まぁ暴力に憧れてる描写はあったけどさ。
まさかあんなグスタフ強火担やったとは…
いやぁ、キモかったですねぇ。ビジュアルが美しいだけに、本当にキモかったですねぇ。TRUMPシリーズには時々、キョーレツな変態が出てきますな。
いやしかし歴代ぶっちぎりでアレやった。
未成年者に薬もってるとかマジキチ…

TRUMPシリーズでは過去、グランギニョルにおいてポジティブダンピールの李春林というクソやば美味しい人気キャラが爆誕したことはあったが、言うても春林は良い意味でぶっ飛んだ人だった。
それに対して繭月のティーチャードナテルロさんは、ダメな方向にぶっ飛んで人気を博している…

* ディエゴちゃんは可愛かったねぇ。実は卑しい出自なのに、ちゃんと頑張ってクランでは成績優秀だったんだよ。愛されたかったんだねぇ、ダンピールである自分から逃げたかったのに、罪悪感で逃げきれなかったんだねぇ。
そこで罪悪感で怯えてしまうあたり、ディエゴはまともでいい子なんよなぁ…

この子は繭期オタクおじさんに出会わなかったらどーにかなったか、と言うと、まぁそんなことは無く。絶対いつかバレたし、ていうかダンピールだから繭期越えられるかもわからんし。
結局さ、父親のイニシアチブ解けたの、あれはディエゴの意思なのか、ディエゴが死んじゃったからなのか

それとも、ダンピールであるが故に、イニシアチブの効力が弱かった?とか…
うち、最初はそう思っちゃったんよね。だってジョルモロのイニシアチブをアンジェリコ様が奪えたのは、血統云々やなく、純粋なヴァンプやからやし。血統ねぇし(ネタバレ)
ディエゴちゃんよりは確実に高貴な血統ではあるけど…
また新たなイニシアチブへの疑問が生まれたね。

ディエゴちゃん、SPECTERの繭期ちゃん達と違って、握手求める下級貴族の子達と嬉しそうに握手したり、ジュリオちゃんとエミールと楽しそうに遊んだり、その歳の子らしい可愛い子だったんよね。
ディエゴちゃんは生きてるのかな、ヘルクランで…

* うーん、結局私は月の翳りではどの子が好きだったのか。みんな可愛かったけど。
* 元々は、繭期の子達の中ではラファエロお兄ちゃんが好きなんだけど。強くてウルを守ってくれるお兄ちゃんだったから好きになって(初見が鈴ラファでした)でも作品が公開される度にどんどんキャラが膨らんで、
結局、繭期の男の子でしか無かったと暴かれてしまう、なんというか、切なさ…
特級貴族の跡取り息子として必死に背伸びする、ただの少年なのだという事実が、あまりに健気で、苦しい。

でも純粋に、本当に嬉しかったのは、ラファエロお兄ちゃんが、ウルを憎んでいなかった事だ。

ウルを守ってあげたいと、幼い日に小さな命を抱いた時から思っていた、それが真実であること。
そして、ラファエロしか縋るものがないアンジェリコ様を捨ててまで、ウルを選んだこと。
アンジェリコ様はあまりに可哀想だけど、デリコ兄弟が好きな私は、嬉しかったんよね。
ウル自身がお兄ちゃんを見てるか、見てないかは、演じる人によってかなり違うんだけど、
お兄ちゃんへの僻みもありつつ、
無意識のうちにお兄ちゃんに助けを求めて、助けてくれるのは当然と思ってそうな、そういう甘ったれた思考が、私、ウルの大好きなところ。

 

星ひとつ

ウルがソフィを刺そうとする時、今回は確信を持って「TRUMPのイニシアチブではなく、ウルの意思で、そしてダリちゃんのイニシアチブで、ソフィを刺さなかった」と言える、

そんなウルだったので、これだけでも、COCOON星ひとつ見る価値あった。
そして、ソフィにトドメを刺そうと振りかぶるも、どうしてもそれが出来ないウルの頬に触れるソフィを、しっかり見られた。
前は最前の下手よりだったから結構見えづらかったんよね。
今回のソフィウルちゃんは、本当に、本当になぁ…愛おしかったなぁ…

* ウルは本当に可愛かったなぁ…私、NU版見るまでそんなにウルに思い入れなかったんよね、だってLILIUMから入ったから、ついついソフィを追っちゃうんよ。
でも、グランギニョルあたりからかなぁ、あまりにもウルが愛おしい、と思うようになったのは。

10年の時を経てウルの目線から語られたTRUMP。
新規エピソードじゃなかったから最初は正直肩透かし食らったんだけど、今まで積み上げてきたTRUMPシリーズの10年の区切りに相応しい、"はじまりのはなし"へのアンサー。
僕は君になりたいと、上演作の順で一番最初に言ったのは、君だったね…

そんな、はじまりの話でウルを演じた菊池さんも参加して、COCOON星ひとつは無事幕を下ろした。
TRUMPシリーズはずっと、クラウスとソフィの話だと思ってたけど、同時にソフィとウルの話だったんだ。
ソフィはずっとウルを追いかけてる。ウルはソフィの希望であり、そして絶望になった。

ソフィが生きている限り、ソフィの心には永遠にウルがいる。
なんだか綺麗な言い回しだけど、そんな「良い思い出」みたいな話じゃなくて。
もう絶対に手に入らない一番欲しかったもの。
ソフィの心の楔となってウルは存在し続ける、何千年も、何万年も。

繭星のソフィとウルは、ずっと、互いの目に互いを映していた、そういう2人だった。
でも、PEACEPIT版もD2版もNU版もそうだよ。互いの目には互いが映り込んでいる。TRUMPシリーズにおける関係性ってだいたいこれだけど、一番最初はソフィとウルだよ。
クラウスとアレンは、互いを向いてなかったからね。

まさかダリちゃんが、ウルの遺体を目の当たりにしてたとは思わなかったなぁ。
ソフィはずっとウルが燃えないように、抱きしめてたんだね、ああ、もう…
10年目にしてこんな残酷な事実を明かされるとはね。私は5年しか付き合ってないけどさ。
本当、この輪廻の結末は、ソフィとウルが手を取り合う、それだけで良かったんだよ。
10周年の舞台、大千秋楽でソフィとウルがカーテンコールで手を取り合って出てくる、それだけで、それだけで、TRUMPシリーズというお話は、決着を付けられるんだよ。
ずっとずっと、この2人の話なんだよ…

ずっと、クラウスの話なのかと思ってたけど、思えばこの10年語られたのはずっと、ソフィと、ウルのお話だったもんね。
私、やっとわかったよ。

* 木戸さんの萬里は本当に良かったなぁ…
なんというか、正規の意味でのイレギュラーというか、トリックスターというか。素晴らしい異物感。
今まで演じる俳優さんによってとにかくバリエーションがあった萬里というキャラ、その全てを踏襲してた。
トリックスターであり、縁を繋ぐ者。

初めてハッキリとソフィに「死ぬな!生きてくれ!!」と叫んだ萬里。
今までの萬里は叫ぶ間もなく死んでいったけど、繭星の萬里は初めてソフィとの繋がりを克明に描かれていた。
萬里ちゃんて本当に素晴らしいキャラクター造形なんよ、俳優さんのアプローチも色んなこと試せると思う。

最初の設定ではただのトリックスターでしかなかった人。そこからお話が紡がれ、そして死ぬ瞬間まで自分の仕事を果たした人。
異論あると思うけど、私昔から言い続けてるんよね、TRUMPシリーズにおいて一番人生を全うした人は、臥萬里だって。
初代も、2代目もね。

* 私の繭星初日6/1のティーチャークラウスは「あんたもっと可愛い感じやったやん!?どしたんやそんな変態になって!!!」というくらい怖かった。変態教師だった。
フォロワーさんとも話したんだけど、TRUMPの時よりはるかに狂気が増していた。

だってあんた、ハッキリとソフィを見て「アレン」って呼んでたぞ…ティーチャークラウスってわりと、目の前の虫の息のソフィではなく、虚空を見つめて「アレン」って言ってたやん。
ばっちりソフィの顔見てアレンって呼んでたな…顔はルルミナそっくりなのにね…

今回の追加シーンでダリちゃんと会ってて、ブラド機関に監視されてる事自覚しながら、それでもソフィへの執着をやめんかったし、ダリちゃんに「ソフィをファルスにする」という意思をハッキリ伝えちゃってたし。
…私はクラウスが一番好きなんだけどね、なんだけど…

今回はほんま、なんちゅー迷惑な奴や、と。あんたのせいでデリコ家めちゃくちゃよ。
でも、開き直れてよかったねぇクラウス。アレンを失って100年という地獄を過した後の救済、それがソフィ。
100年地獄見たんだからいいでしょ、ずっと孤独だったんだから、ワガママ言わせてよ!
自分にだって星をちょうだいよ!そういう「キレてしまった」クラウス。
良かったね…あなたは今まで、なんだかんだ正気だったから苦しかったんだもんね…

でもね、今回も、ソフィは、アレンみたいにあなたを見ていないね…
だから無理矢理、振り向かせたんだね…

だって恨んでくれたら、ずっとずっとクラウスのこと、憎しみの篭もった目で見てくれるもんね、視界に入れるもんね…
アレンの世界に居られなかったこと、本当に辛かったね…

でも、でもね…放ったらかしにしないでよ…責任取ってあげなさいよ…
友達になりたかったのに、隣にいないんじゃ、あんた…
そりゃあんな力尽くで星を手に入れちゃったから、好きになってもらえないのは当然だけど、一方的な愛をぶつけるだけぶつけて、満足しないでよ…

噛み逃げかい…当て逃げならぬ、噛み逃げ…

大千秋楽のクラウスは、わりと私の知ってるドン臭くて可愛いクラウスだったな。
でも「永遠の命を望め!!」のところは、完全に正気を失っちゃってたな…
星を手に入れたところ、TRUMPの時から笑ってはいたけど、COCOONでの笑顔は…なんか、そのままキスしそうな程の…気持ち悪さだったな…

クラウスってさー、ずっと1人でいなきゃいけなかったから、友達ってどう作るのか、どうなればいいのか全然わかってないんよね。
だからソフィの隣に居ようとしないんよね。どうすればいいか分からないから。
この世界の片隅にソフィが生きてくれている❤幸せ❤って…あーーほんまこの人は…
本当、どうしようもなく愛おしい…早くクラウスの過去が知りたいなぁ…

ぼんやりした先生であるのも本当のクラウスで、残酷で気まぐれな神なのも本当のクラウスなんよな。
そういう所も、やっぱり、薄ら寒くて、そして一番大好きなキャラクターだな…

一番許せない奴でもあるけどね…

 

2018年の思い出

いやぁ、去年1年は、今までやってこなかったことに取り組んだ1年であった(ヲタ活の話)

まず、一番自分と縁遠いものだった2次元男性アイドルにハマったこと。 ビッグサイトで開催されたオンリーにサークル参加したこと。 女性向けジャンルや流行りものに手を出したこと。 あと、所属してるビーズ手芸教室の、百貨店出品作品を作るチームに関われたこと、かな。

なーんか、アイドリッシュセブンにハマったこととか、YOIを今更見て感動したことですごく実感したんだが、 私ほんまに、周りの評価という物差しでしか周りを見てへんかったなぁ、と。

ネットの評価鵜呑みとか。 身近な人が酷評してたから見ない、とか。

つまらない作品にぶつかるリスクを減らしたかったことと、その作品を推してることで誰かに貶められることが恐ろしかったので、 こういう「自分で考えない」って方法をとってたんやけど、 吐き気するほどの受け身具合よな、これって。

その作品を推すことによって陰口を言い出す人と、付き合いを続けたところで、何も得るものはないと言うに。

その作品を好きだからこそ、悪い点にも目を向けるべき、と勝手に自分に課してて、アンチの意見を検索してショックを受けて泣いたりとか、 本当、今まで頭がおかしい行動してたんだけど、 盲目的で他者を傷付けるファンというものがとにかく恐ろしくて、 そんなものになるくらいなら死んだ方がマシだとまで思っていた。

しかしまぁ、そんなことする人って相当ヤバいレベルの人であって、 多くの人は盲目的なとこがあっても、他者を傷付けるとこまではせんのよの。 ブロック機能を上手に使って自分が生きやすい世界を作っとる。

気付かぬうちに他者を傷つけてることもあるが、 何をもって傷つくかも人によるから、誰も傷つけんというのは現実無理な話だし、 (その作品のファンを見るだけでも気分を害する、という人もいるし、それはもうその方に自衛してもらうしか方法はない) 意図して、他者、他作品を潰すために傷つけようなんて心理にさえなってなければ、 ただの「熱烈なファン」に落ち着けるはずなんよ。

そんな当たり前のことに、なぜ気付けんかったのかな… 何故好きな物さえ、他人の目を気にしていたのか。

自分が支持する作品が、どちらかと言うとクセがあり万人受けタイプではなかった、という過去ゆえかと思いますが。

ようやく人の目を気にせず好きなものを見つけられるようになったな。

今まで偏見で見てて近づくことすら躊躇っていた「女性向けソシャゲ」とか、 あう作品にさえ出会えれば、本当に毎日好きが溢れて楽しく過ごせたし、 また、新しいムーブメントが起きてる真っ最中にその中心にいるグルーブ感、この巨大なうねりも超楽しくてまさに「いい波乗ってんね~」 やし、 それゆえに荒れる時はめっちゃくちゃ荒れてしまうけど、そういう時はブロックしたりNGワード登録しちゃえばいいし、 なんならちょっと離れてもいいし。

自分の中に「こうでなければいけない」って凝り固まった考えがあったんだな、と実感し、 それをとっぱらったら、また新しい世界が広がって楽しいな、と学べた1年だった。

この感情を愛と呼ぼう~今更ユーリ!!!on ICEを見た~

恥ずかしながら2年遅れの今、 2016年冬アニメの覇権を征したという「ユーリ!!!on ICE」を、dアニメストアで全話見た。

結果、この作品が好きすぎて好きすぎて、 急に胸が苦しくなって突発的に涙が出てくるくらいには、 夢中も夢中も夢中になってしまった…

なんでこんなに夢中になっちゃう、素晴らしいアニメを見るのに2年も要したかと言うと、 ネットでの賛否両論ぶりとか諸々の疑惑とか、 とにかく話題が出たらその界隈が荒れまくる、その実情に恐れ慄いたから。

しかし私の尊敬するクリエイターさんたちは軒並み大絶賛していた。 でも結局「気にはなるけど、なんか荒れてて怖いから近寄らんとこ…」 と、ビビって遠巻きに眺めるだけ。 いつか気が向いたら、レンタルかなんかで見よう… そんくらいの気持ちだった。

そして見るきっかけもそんくらいの気持ち。 有料会員登録してるアニメ配信サービスで配信してたから、試しに特集ページに飛んだら自動的に第1話が再生され… そしてものの1分で「このアニメは面白い!絶対に面白い!!!」と確信してしまった。

とにかく熱量がすごい…制作陣の熱量が凄まじい。

OPなにこれ?!?!この筆みたいな主線で、スケートして動画になってる!?!?! は?!?!劇場版かよ!?!?!

っていうか本編のスケートシーンまでCGじゃねぇの!?!? いわゆるロトスコープかな…? 手で描いてんの?!?!これを!?!?!? こんなん毎週やってたんか!?!? 正気かっ!?!?!!?!?

とにかくハイクオリティが次から次に私の脳を殴る!殴る!殴る!!

圧倒的テンポの良さアニメファンのストーリー推測を小気味よく裏切り、一気に物語に引き込んでいく手腕、 そして何より、青春スポーツアニメとは一線を駕す、プロアスリートの熾烈な世界を描いたアニメだと示すキャラクター描写。

こんなにすごいアニメなら、そら覇権とるわ!っていうか 私は2年もこの名作をほったらかしてたんか…!? …自分の名作アンテナの低さに心底呆れてしまった。

休日だったのをいいことに、取り憑かれたようにひたすら連続再生。 勇利とヴィクトルの関係性が丁寧に描かれていくその過程に、ただただ心を奪われていく。 腐女子人気を意図している"どころ"ではない、 露骨に「この2人の間には性愛すらも生まれかねない、あまりにも深い結び付きがある」と示していく、その逃げない姿勢。

「私たちは絶対に、逃げることなく、性別も年齢も国境も越えて、才能に魅了され互いを求め合う魂を描ききってやる!!!! 美しいと思うものを美しいと思うままに描く!!!!! 私たちが真実の愛だと言いきれるものを、描ききってやるッッッッ!!!!!!」 と、咆哮のようなそのストレートな描き方に、 私は「よくやってくれた・゜・(ノД`)・゜・」とにくれたのである(半分本当)

なんかもう、執念

徹頭徹尾、制作陣が信じる「」を見せつける、そういう気概…

この道約20年の中年腐女子でありながら、 いやむしろ古代人レベルの腐女子だからこそ抱えている 「男性の同性愛を匂わせる作品を、多様な人の目に触れる民放で放送することは、好ましくない」 そういう負い目。 そんなチンケなもんを未だに持つ自分が、物凄く恥ずかしくなった。

ちょっと話は飛びますが、最近のアメコミ界隈では「キャラクター達は至極当たり前にヘテロセクシャルであるべきだ」って考え方自体が、差別的だって方針になってるそうですね。

もう、めちゃくちゃ腑に落ちたね。 現実世界では多様性を謳ってる、それはフィクションの世界でも同じなはずなのに、 じゃあなんで当たり前のようにセクシャルマイノリティも障害者も出てこねえんだよって言う…

YOIで描かれる多様なの形って、この考え方に近くない? 「アメコミ界隈だけじゃなく、日本のアニメも新しい時代に突入したんだな」と思ったね。

でも、この作品がいろんな人に届いた一番の理由は「才能に魅了される」っていうのがどういうことが、とにかくストレートに描いたからだと思うんだよね…

例えば、のだめカンタービレがなぜあそこまでヒットしたか? それはやっぱり、男女の性愛の世界も飛び越えて才能の虜にされてしまう魂の愛を、 クラシックの美しい旋律にのせて、あんなにポップに楽しくわかりやすく描いたからだ。

アマデウスという映画/ミュージカル作品があんなに素晴らしいのは、裕福な家に生まれ、世間知らずで品性下劣なモーツァルトをどうしても許せない、 でも、その神に愛された才能には恋焦がれてしまうサリエリの苦悩が、もはや恋愛に等しいほど激しく狂おしく描かれるからだ。

YOIも才能に恋してしまうと、年齢も性別も関係なくめちゃくちゃに狂ってしまう、それを真っ向から描いたから、これだけ多くの人に愛され、 そして多くの人からの反感も買ったのだ…

才能にホレる感覚に、ピンとくる人もいれば、全然わかんない人もいるもんね。

ヴィクトル勇利、二人の間に生まれるクソデカ激エモ感情を「恋愛」とも取れてしまう、デリケートな表現すら厭わず描いた、製作陣に…

五体投地…全力地面埋込型土下座………ッッッッ

もう10話の特別ED、そしてその後のCパート(でいいのかな?予告前だけど)で、 ほんまストレートに「(フィギュアスケーターにとっての)神様が人間(の才能)に恋に落ちる瞬間」を描いてきよって、 創作物にありがちな「何故か都合よく超人が凡人を見いだし、凡人を全肯定して愛す」ご都合主義ではなく、

凡人ではない、特別強化選手である勝生勇利が、力尽くでリビング・レジェンド ヴィクトル・ニキフォロフの心を奪った、ちゃんと「起こるべくして起こった自体」であると示したのが…

ほんまに、ほんまに… 涙が出て…頭が真っ白になって… 10話本編の「結婚おめでとう!」事件なんてメじゃない、とんでもない核弾頭で…

私、ほんま狂ったように10話のEDばっかり繰り返して見てる。 過呼吸になりそうなほど胸が苦しくなって、鼻の奥が痛んで目がどんどん潤んでしまう…

こんなにすごいものの存在を、私は2年も知らなかったのか… もっと早く出会えていれば、私はきっとすごく幸せだったのに…

いやでもやっと出逢えた今も、本当に本当に本当に幸せなので、巡り会う前の2年間も決して無駄ではない。 いろんな論争が起きて好きであればあるほど疲労も大きかったであろう当時よりも、 落ち着いて作品を楽しめる今こそ、私的にタイミング良かったのかもしれない。

なんかもう取り留めもなく、書き連ねてしまった。 他にも言いたいこと山ほどある、等身大の生意気な15歳だけどその本質は驚くほどピュアなユリオの、一瞬しかない今だからこその美しさや、 勇利にもヴィクトルにも現役続行を決意させた絶対的な神に近い才能だとか、

ネタキャラかと思いきや、ファイナルグランプリのプレッシャーの恐ろしさを嫌という程見せつける役目だったJJとか、

勇利と同じく神様に魅了され、その背中にピタリとくっつくかのように追い続けていたのに、結局ヴィクトルに見出されることも、隣に立つことも叶わなかった年長者のクリスとか(ヴィクトル選手復帰したから、これから立てるかもしれないけど)

小さい頃の勇利の1番近くにいたけど、夢ではなく現実という幸せを選んだ西郡一家とか、 もっともっと色んなこと書きたい、それほどこの作品が抱えてるものは膨大。

でもやっぱり、勇利とヴィクトルの関係性があまりにも凄すぎて凄すぎて凄すぎて凄すぎて… 逃げずに「これは愛だ」と言い切った制作陣の姿勢があまりにかっこよくて…

こんなに魂を揺さぶってくれる作品に出会えて、 私は本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当に、 幸せだなぁ… 生きてて良かったなぁ…

RTIのおかげで、胸を張ってアイナナを好きと言えるようになった話。

私は元々ハロープロジェクトのオタクの、超新参マネージャーである。 今年の一月からはじめた、ほぼアニメから入ったようなペーペーの者だ。(第三部完結までクリア済)

きっかけは交流のあるハロヲタの方が「アイナナ面白い!」とずっとツイートしてたから。 私は女性向けゲームがとにかく苦手で、特に乙女ゲーは本当にダメ。乙女ゲー宣伝のアカウントとか目に付く限り全部ブロックしてるくらいに地雷だった。

でもやっぱ、ハロヲタの人が「面白い」って言ってるアイドルものなら、そんなに趣向に合わないことはないだろう…と思ったのと、 私が羽多野渉さんと佐藤拓也さんのwebラジオSBSのリスナー(有料会員)だったこと、そして出演者2人が口を揃えて「女性向けゲームであそこまで恋愛要素がないものも珍しい」「少年漫画みたいなストーリー」と称してたので、 乙女ゲーでないのならとりあえず大丈夫かな…と思い、正月テンションで軽い気持ちではじめた。

そして、とんでもないシナリオの巧みさ、楽曲の良さ、キャストの熱演、音ゲーの楽しさなどにより、 楽曲をiTunesで買い占め、 今まで興味のなかったキャラクターのぬいぐるみを買い漁り、 Twitterで素敵なイラストやぬい写真やコスプレ写真をあげられるアカウントを軒並みフォローしてまわり、 ついにアイナナ初のライブのライビュにも2日間通いつめるまでになった。

でも、私はなんとなーく、アイナナが過去炎上して人が大量に去った事件があったことを、知っていた。 詳しくは知らないし、今も自分の心の平静を保つためにあえて調べようとはしてない。 だから、ハロヲタさんの口からタイトルを聞いた時「あっ、あの炎上したやつか」と思って、印象はよくなかった。

だから、身の回りの人達に「今は一番アイナナにハマっとるし、アニメもめっちゃ出来がいいねん!」と言えなかった。 アイナナを知らないっぽい人を選んで話題を振ったけど「…ああ、アレね…」と、明らかよく思ってないリアクションが返ってきたから、早々に話題を変えたこともあった。

アイナナを好きでいることに、なんかずっと罪悪感があって、とりあえずネット上だけで大騒ぎする事にした。

本当に何年かぶりにアニメをリアルタイムで追って、泣きながら最終回を見たし、 今まで何がいいのか全然わからなかったキャラクターぬいぐるみを、みなさんの可愛い写真をきっかけに「可愛い!欲しい!」と思うようになり、 無理のない程度に…と少しづつ買い集めたら、もうとんでもない数になっちゃったし、 ヒトカラでストーリーを思い出して泣きながらメモメロやリスポを歌い、 毎日ゲームにログインして現在配信中のエピソードも全部読んだ。 アイナナ感謝祭vol.3のライビュにも行って小野賢章さんと増田俊樹さんによる「Fly away!」披露に、死ぬほど喜んだ。 最高に満たされた時間だった。

ハマってるものがあると、毎日最高に楽しい。 私はハロヲタだから「どのキャラになんのハロプロ曲を歌わせたらハマるかな?」とか妄想するのもめちゃくちゃ楽しかった。

ただ、誰にもその楽しさを、リアルで打ち明けないままだった。

そして、全マネージャーが待ち焦がれたという、運営も悲願の3年越しのライブ開催。 まさかの1stライブがメットライフドーム。 こんな新参までご相伴に預かっていいのだろうか、と思うくらいの盛り上がりの中、 当日が来るまで本当に楽しみで楽しみで、 ハロヲタの時もそんなにしない、推し色のアイテムを身につけての参戦の為の服の買い出し、ネットで調べて作ったぬい痛バ、 とにかく初めてづくしで楽しい準備期間を過ごして、前日はライビュ参戦だと言うのにワクワクして眠れなかった。 17時から開演なのに、落ち着かず朝から出かけて開演まで時間を潰した。 1人だけど、ずーーーっと楽しい時間だった。

そしていざ開演してみたら、 想像を絶するとんでもない完成度と、 運営、キャスト、スタッフ陣、そして全マネージャー達のめちゃくちゃな熱量が伝わる、 ドルヲタの私も唖然とするほどの規模の大きなライブで、 生まれて初めて「声優なのかキャラなのか分からない」という気持ちを知った。

そしてその幸せすぎる余韻が、1週間経った今でも、ずーーーーーっと続いている。 この余韻が続いてずっと夢見心地なの、私は以前経験したことがある。 2014年の道重さゆみさん卒業コンサートと、2017年の嗣永桃子さん卒業コンサートだ。

このふたつの卒コンの共通点は、私たちヲタに「報われた」と思わせてくれたところである。

一般的に、どんなに円満に迎えた卒業であってもファンはやっぱり一瞬「裏切られた」とか「置いてかれた」って思ってしまうものだ。

しかし、この2人は全く違った。 今まで彼女達を応援していて、本当によかった、私が彼女たちに注いだ愛は成就して報われたって、そう思わせてくれた。 2人はとてもクレバーで頭の回転が早くて、自分がどう見られているか、ファンは自分に何を求めているのか、俯瞰でちゃんと把握できて、そしてそれに応えられる、とても優秀な人達だった。

アイナナ運営もそういうことだ、 マネージャーが何を求めているか、どうすれば一番喜んでもらえるのか、どうすれば皆ストレスなくイベントを楽しむことが出来るか、 それをきちんと把握して、このライブを実施したのだ。

ずっとアイナナが好きであることに、変な罪悪感を抱きながらここまでやってきたけど、 そんな周りの目ばかり気にする失礼なファンにも、スクリーン越しに最高のライブを見せてくれて、なんだかもう、申し訳なさすら覚えた。

今でも色んなバッシングがあることは、見ないふりしてるけど知ってる。 でも、アイドリッシュセブンを好きでよかった。 アイドリッシュセブンに出会えてよかった。 私は、アイドリッシュセブンを好きでいることにより、報われた。

だからもう、周りから良かれと思って「でもアイナナは以前、こういう炎上騒ぎがあってね…」と窘められても 「それでも大好きだから」と、まだちょっと怖いけれど、そう断言しようと思う。

どこに出しても全然恥ずかしくない、 伝説のすごい1stライブを大成功させた「アイドリッシュセブン」という作品のファンであることに、誇りを持って胸を張って生きていこう。

そういう風に思った、という、この上なく個人的な話。

工藤遥卒業について推敲もせず書いた

とうとう10期から卒業メンバーが出てしまった。 しかも、誰も予想してなかった末っ子の工藤遥

よりによって私は、卒業発表の場に居合わせてしまった。 元ジャニオタで現ハロヲタ、ハロ現場は初めての従妹が、びっくりした顔を向けて私の腕を掴んだのは覚えている。 その後はただ呆然として、身体を乗り出し舞台を見つめる従妹の背中を見つめていた。 身体がどんどん傾いて、椅子に倒れ込みそうになってる私の頭の中では、この言葉だけが繰り返されていた。

「まーどぅーじゃなくなっちゃう、まーどぅーじゃなくなっちゃう、まーどぅーじゃなくなっちゃう…」

こんなに完璧なアイドル2人組はいないのに。 すべてがアニメみたいに出来すぎた、完璧な存在だったのに…

正直に言うと私は10期で一番最初に卒業するのは、私の推しである佐藤優樹だと思っていた… 何度も本人がそういう発言をしてたからだ。 卒業後は作曲の勉強をして作曲家になって欲しいなーなんて、ファンのくせに何故か卒業前提で妄想したりとか、わけのわからないことをしていた。 そうやって、推しが卒業する時の心のショックを軽減する予防策をとっていたのだ。 なんとも卑怯というか、卑屈というか… 私らしく最低なファン心理であった。

そんで、どぅーは残ってくれると思ってた。 何だかんだで飯窪さんが年功序列で参謀系のリーダーになって、 どぅーとあゆみんは腹心としてグループを支えてくれる、そういう未来を予測してた。 みんなの予想はどぅーがリーダーの娘。だったんだね。

ここまで読んでもわかるように、私は10期が大好きだ。 〇期ってくくりでまるごと好きになったのは10期が初めて。 10期は一言で表すなら四姉妹。 冷静で聡明な長女と、 一生懸命な次女と、 ふしぎちゃんな三女と、 しっかり者だけど子供っぽい末っ子。 四人揃っているからこそ力を発揮する、10期はそういう世代だと信じていた。 そのわりに「まーちゃんが最初に卒業する」なんてひねくれたことを考えてたけど、 この子は後ろを振り向かずに新しい場所に行くタイプかなって思ってたから。 だから、まーちゃんが卒業しても「行かないで」なんていう気は無い。 この人はきっと振り向かない、颯爽と駆け出していく。 そう信じていたからこそ、腰の怪我でよもや卒業か?!と騒がれた時は 「お願いだから、本人が納得出来ないうちに卒業するのだけはやめてくれ!! 自分で見つけた目標の為にここを去るのならば全力で応援するけれど、悔いが残るように卒業だけは、お願いだからやめてくれ!!!」 と、一心に願ってたけど、 こんなことでまーちゃんはいなくならない、とも確信していた。 こんなところで「もう、やーめた」とは絶対ならない、まーちゃんは気が強くてきかん坊だから、絶対居なくならないって。

だからまーちゃんは帰ってきてくれた。 でも、予想もしていなかったどぅーが、モーニング娘。'17を去るという。

どぅーが、まーを置いていく? その逆はあり得るけど、どぅーが先に卒業する??? 置いていくなんて言い方は正しくないし、実際私もそんなふうには思っていない。 まーどぅーは実はそこまでニコイチじゃないことだって知ってる。でも、なんていうか…こういう言い方になってしまう。

客席に倒れ込みそうになりながらも、 私はハッと我に帰り、モニターを見つめた。 10期メンバーの顔が映されたからだ。

10期の長女と次女は、末娘の決意に思わず涙を滲ませていた。 でも、三女は泣いてない。 しっかりした表情で、前を見据えていた。

「まーちゃんは泣いてない。ならもう、何があってもきっと大丈夫」

本気でそう思った。 まーがどぅーを見送れるんならば、 まーもどぅーも、何があっても、 どこに行っても、絶対に大丈夫。

私は物凄く安心して、今回の春ツアー最後の最後の曲「ブラボー!」に全力で打ち込むことが出来た。

でも、このツアーのセトリきっかけでDLして予習していたこの曲が、もう全て今日のこの日のハルちゃんのことを歌っているようで…

「無邪気な君が 好きさ 好きさ 好きすぎるさ」

譜久村リーダー達のアドリブでセンターに引っ張り出されて、 びっくりしながらも泣き笑いで歌うハルちゃんの顔を、この歌詞を聞くたびに思い出す。

この時にやっと私は心から泣くことが出来た。 今のこの瞬間に泣いて、今のこの瞬間のハルちゃんを目に焼き付けなければ。

でも、その長い手足、美しい肢体が力強く振り乱されるその後ろに、私は違う誰かを見てしまった。 それは…ファルスだ。

バチンっと頭の中で電気が走ったみたいに、私は気付いた。 「この子は、ファルスに引っ張られてしまったのだ」 ファルスが奪ったのは、あやちょの心でも、ハロヲタの心でも、TRUMPファンの心でもない。 工藤遥の心だったんだ。 彼女の卒業を、TRUMPファンの幾人かは「ファルスが夢から醒めた」と表現していたが、私はむしろ逆に感じた。 工藤遥が繭期に捕らわれたまま、その向こう側に行ってしまったのだ。 「ハルちゃん、そんなに、そんなにファルスが好きだったんだね…」 そう思うと切なくて、 それでも、その虚構の存在の背を追って新しい世界に行くというのならば、 私はただただ、応援というささやかな手助けをするだけだと、そう思う。

私は、ハルちゃんの卒業の決意を、生で、この耳で、この目で、見届けられたのだ。 まーどぅーが大好きな者として、こんなにも、こんなにも幸せなことは無い。

霜月

・お見合いをしたがクソだった。

・スタトレの映画見たんよ。おもしろーい。 無駄がない、中弛みしないんよ。伏線回収の鮮やかさ、展開早いけど置いてけぼりにはしないとっつきやすさ、映像の迫力、とにかく全部が大作映画の名にふさわしいクオリティ。 あと、色んなSF作品がスタートレックの影響下にあるんだなってのがよくわかった。

シネマ歌舞伎 スーパー歌舞伎Ⅱ「ワンピース」見てきた。おい!1幕と2幕、かなーり端折っとるやないけ! ダイジェスト映像とナレーションで流してメインの3幕が中心の構成。全編見せてほしかった!見せてほしかったよー!

来年の東京凱旋公演、生で見たいわー! 浅野和之さんのイワさんと坂東巳之助さんのボンちゃんが素晴らしい素晴らしい。 市川右近さんの白ひげもかっこよくて最期のシーンは泣かされたり。 福士誠治さんのエースも良かった。 歌舞伎外の人の活躍はやはり良い、胸熱。

しかし私はワンピース、初期の話を学生の頃に読んだだけなので、エースが死ぬことも白ひげが誰かもあんまりよくわかってなかっておらず、え?!エース死ぬん?!白ひげって人も死ぬん!?とそこに驚きました。 問題外。

・機会があって、ロボコップはじめて見ました。面白かったです。 全てがきちんと収まるところに収まるシナリオ、いい意味でのB級感、 そんでちゃんとSFしてる、抹消されたはずの人間時代の記憶に苦しむマーフィーの悲しさ。 そんで悪役のクラレンスがとっても良いキャラ。 コマ撮りのもっさくてかわいいメカとか。

名作と言われる所以がわかった。 どんだけ日本の漫画やアニメも影響受けてるかって話よ。

・小学校からずっと一緒の地元のお友達の結婚式に参加! もうほんまに幸せいっぱいな素晴らしいお式! しかし私は張り切ってご飯を食べ過ぎてしまい、二次会途中で顔面真っ青になりお手洗いに立てこもる羽目に… 自分の胃の大きさすら把握できてないとは… 三十路も過ぎて恥ずかしい限り…

大惨事とかにならずに済んだのが不幸中の幸いか…地元の友達に介抱され家路につく様は、まんま老人介護の図でした。ヨボヨボ。

道重さゆみ!!ブログ更新!!からの!!! 来春、芸能活動再開!! 嬉しい!って思った瞬間、電車の中で泣いていた。 私の中で、私が思ってたよりもっと、 道重さゆみって存在は大きかったんだと実感。

・そして、嗣永桃子さん来年6月で芸能界を卒業。 ももちゃんにずっと永遠を見ていたよ。 ごめんね、私は勝手だったね。 あなたは誰よりも潔くて、夢を全部叶えてきた人だから、すっぱり芸能界を辞めるのも実にあなたらしい話なのに。 私たちは勝手に、あなたに願望を押し付けてたね…ももちゃんが芸能界にいる限り、どこかでBerryz工房は復活するんじゃないかって。 ごめんね…

ラララのピピピを聞いて、来春の復活を思って涙して、ギャグ100回分愛してくださいを聞いて、6月にくる別れを思って涙する日がくるとは。 こんな日がくるとは、思わなかったよ。

・「この世界の片隅に」見てきた。 気になってはいたけど、私は最近職場の人間関係に疲れていて、 戦争映画なんて悲しいお話を見る気力が湧かない… 元気になった頃にレンタルで見ようと思ってたところ、お友達の強い勧めで一緒に観に行くことに。

こうなったらデトックス、ぼろぼろ泣いて「こんなに辛い目にあう主人公と比べたら、私の悩みなんてちっぽけだ!」って思おう、そんな心意気で赴いたんだけど…

とても心が癒され温かくなって、家路に着いた。

辛く耐え忍ぶ時代であったのは確かなんだけど、そこには当たり前に繰り返される営みがあって、人々の日常は変わらず繰り返されていく。 激動に流されながらも、うまいこと波にのって沈まないよう漂って、当たり前の幸せを噛み締めている。 戦争が終わっても、貧しさも悲しみもずっとずっと続くけど、ここは天国じゃないかわり、決して地獄でもない。

変わらぬ日常が、未来永劫ずっと続く。

そんな当たり前のことを、 それはそれは丁寧に描いていた、 そんな映画だった。

本当に、今、観てよかった。 とにかく日常の描写、全てが丁寧。

能年玲奈さん改めのんさんのお芝居も、彼女の「役柄の人生を生きる力」の高さを見せつけられるようだった。 そんでもって、 主人公はよく知らない人に見初められてお嫁に行って、急に他人から家族になったっていう、 当時らしい初々しい若夫婦なのに、 きちんと描写されていないながらも明らかに "夫婦の営み"がある、アニメなのにそれがきちんとわかる夫婦像だった。

性的なものを匂わせたりしない、 とってもほんわかした可愛らしい画風の世界観なのに、主人公夫婦はおぼこいながらもきちんと"男と女"であった。

これちょっと信じられない。アニメでここまでいやらしさとかなく、男と女である夫婦を描けるのって、そうそうない。

とにかくこの映画の中にはごく当たり前の生活が、信じられない丁寧に丁寧に描かれていた。

観てよかった。 本当によかった。

神無月 その2

劇団patch磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜天晴版」見てきた。 原作は絵柄しか知らんの。でも原作知らなくてもまったく問題ありませんって末満さんがニコ生で言ってたからそのまま行った。 いやはやその通り、取り敢えずゲラゲラ笑い転げたんだけど、まぁゲストさんのお陰的なところもあり。 でもまぁみんな踊れるようになってたし歌えるようになってたし。 井上くんは体力ついたなと。patchの子は体力なかったもんね。

それにしても40代半ばの山浦徹さんのお犬様か出ずっぱりだし踊るし走るし踊るし、死にそうになってた。疲労困憊だった。お犬様ってニヒルなキャラだったのね。

みんなほんまにお芝居出来るようになったなぁ。 納谷くんの中島は可愛すぎる気が…星璃の中島のパンチ効き具合が好きやったから、初演のDVDも機会があったら買おうかな。 星璃も他の劇団に客演したり、頑張ってるよね。いいなと思う役者さんなのでもっと活躍して欲しい。

関西ではそのお声を聞かない日はない名ナレーターで生瀬勝久さんと劇団そとばこまちで活躍した川下大洋さんが見られたのも嬉しい。 なんと上演後のロビーで後藤ひろひと大王見ちゃった。前の日に日替わりゲストで出てて、翌日も気に入ってお客として見にきてたんだって、川下さんのツイッターより。

patchでは竹下くんが好きだから、服部半端役嬉しい。可愛い。 竹下くんのやり過ぎなくらい頑張る、真面目一徹なところが好きなの。あとお目々がぱちっとしてるとことまゆげの太さ。

三好くんのキングオブ源内先生っぷりとか。顔が特に。浮世絵顔。ランくんも好きやね、爬虫類顔の子好きやから。 中山くんはもうほんま安心。役者として一番信頼できる人。母上はすごく女子やった。女子力が備わっていた。よしくんの素の時のボヤ〜っとした喋り方とか、役が入ったら全然ちゃう顔する子やなってとこがまたええよね。

あと、今回のお芝居でpatchリーダーの村川くんが役者業を引退、以降は運営としてpatchに在籍…ってことで、リーダーを見て切なくなったり。 patchの貴重な男前枠やったのに…でもほんまによく出来たええ子やからね、運営側としても頑張ってくれるでしょう。

日替わりゲストのサンシャイン池崎さんはとんでもなさすぎた。なんだありゃ。 あとおーい!久馬さんもずるーい。

全員の顔と名前一致してるわけやないけど、patchの子らにもそれなりに情が湧くくらいにはなってきたな。

劇団☆新感線「Vamp Bamboo Burn〜ヴァン!バン!バーン!〜」見てきました。

ああ… 中村倫也中村倫也中村倫也中村倫也中村倫也中村倫也中村倫也中村倫也中村倫也

中村倫也

最っっっっっっっ高。 最&高

なんなんでしょうあの妖艶さといいますか。 男と女の境目というか、危うくて色っぽくて男女問わず骨抜きにしそうな末恐ろしさ。 そんで宣材写真とか見たら 「は?あの舞台での美しさはなんだったの?まぼろし??」 って思ってしまうほどの、塩系男子っぷり(笑)

この人のためだけに何度も見たろかっていう、そういう芝居ですよこれは。DVD化するかな?ジャニーズだから難しい?WOWOWでやるならお友達に頼んで録画してもらおう。

生田斗真は「これマジか?」っつーほど現実離れして美しい顔立ちで唖然とし、そしてやっぱり上手い人です。座長を務めるべき人です。 小池栄子さんは結構お姉さんなのに相変わらずチャーミングで妖艶でコメディエンヌでアクション女優で、そしてやっぱりおっぱいがすっごい。 いくつになってもかっこいいお姉さんそのまんま。やっぱり素敵よね。 意外に新感線初の篠井英介さんはてっきり怖い役かと思いきやずっとチャーミングで主人公の母的なポジション。可愛い役でしたね。 新感線のおっちゃんおばちゃんたちはいつも通り。

特別賞はインディ高橋さんです。

なんか中弛みしたり「それいるか?」ってネタが挟まったりしてサクサク行こうや!ってとこもあったけど、最近のクドカン舞台こういう事多いね。 テレビの仕事で鬱憤溜まってるんかしら。

なんかBL同人誌出されそうなお芝居でした。 萌えはたくさんあったし満足。アクションもね。