エメラルドグリーンの肌

ハロプロとか芝居とか漫画とかが好き。小説が書きたい。

この感情を愛と呼ぼう~今更ユーリ!!!on ICEを見た~

恥ずかしながら2年遅れの今、 2016年冬アニメの覇権を征したという「ユーリ!!!on ICE」を、dアニメストアで全話見た。

結果、この作品が好きすぎて好きすぎて、 急に胸が苦しくなって突発的に涙が出てくるくらいには、 夢中も夢中も夢中になってしまった…

なんでこんなに夢中になっちゃう、素晴らしいアニメを見るのに2年も要したかと言うと、 ネットでの賛否両論ぶりとか諸々の疑惑とか、 とにかく話題が出たらその界隈が荒れまくる、その実情に恐れ慄いたから。

しかし私の尊敬するクリエイターさんたちは軒並み大絶賛していた。 でも結局「気にはなるけど、なんか荒れてて怖いから近寄らんとこ…」 と、ビビって遠巻きに眺めるだけ。 いつか気が向いたら、レンタルかなんかで見よう… そんくらいの気持ちだった。

そして見るきっかけもそんくらいの気持ち。 有料会員登録してるアニメ配信サービスで配信してたから、試しに特集ページに飛んだら自動的に第1話が再生され… そしてものの1分で「このアニメは面白い!絶対に面白い!!!」と確信してしまった。

とにかく熱量がすごい…制作陣の熱量が凄まじい。

OPなにこれ?!?!この筆みたいな主線で、スケートして動画になってる!?!?! は?!?!劇場版かよ!?!?!

っていうか本編のスケートシーンまでCGじゃねぇの!?!? いわゆるロトスコープかな…? 手で描いてんの?!?!これを!?!?!? こんなん毎週やってたんか!?!? 正気かっ!?!?!!?!?

とにかくハイクオリティが次から次に私の脳を殴る!殴る!殴る!!

圧倒的テンポの良さアニメファンのストーリー推測を小気味よく裏切り、一気に物語に引き込んでいく手腕、 そして何より、青春スポーツアニメとは一線を駕す、プロアスリートの熾烈な世界を描いたアニメだと示すキャラクター描写。

こんなにすごいアニメなら、そら覇権とるわ!っていうか 私は2年もこの名作をほったらかしてたんか…!? …自分の名作アンテナの低さに心底呆れてしまった。

休日だったのをいいことに、取り憑かれたようにひたすら連続再生。 勇利とヴィクトルの関係性が丁寧に描かれていくその過程に、ただただ心を奪われていく。 腐女子人気を意図している"どころ"ではない、 露骨に「この2人の間には性愛すらも生まれかねない、あまりにも深い結び付きがある」と示していく、その逃げない姿勢。

「私たちは絶対に、逃げることなく、性別も年齢も国境も越えて、才能に魅了され互いを求め合う魂を描ききってやる!!!! 美しいと思うものを美しいと思うままに描く!!!!! 私たちが真実の愛だと言いきれるものを、描ききってやるッッッッ!!!!!!」 と、咆哮のようなそのストレートな描き方に、 私は「よくやってくれた・゜・(ノД`)・゜・」とにくれたのである(半分本当)

なんかもう、執念

徹頭徹尾、制作陣が信じる「」を見せつける、そういう気概…

この道約20年の中年腐女子でありながら、 いやむしろ古代人レベルの腐女子だからこそ抱えている 「男性の同性愛を匂わせる作品を、多様な人の目に触れる民放で放送することは、好ましくない」 そういう負い目。 そんなチンケなもんを未だに持つ自分が、物凄く恥ずかしくなった。

ちょっと話は飛びますが、最近のアメコミ界隈では「キャラクター達は至極当たり前にヘテロセクシャルであるべきだ」って考え方自体が、差別的だって方針になってるそうですね。

もう、めちゃくちゃ腑に落ちたね。 現実世界では多様性を謳ってる、それはフィクションの世界でも同じなはずなのに、 じゃあなんで当たり前のようにセクシャルマイノリティも障害者も出てこねえんだよって言う…

YOIで描かれる多様なの形って、この考え方に近くない? 「アメコミ界隈だけじゃなく、日本のアニメも新しい時代に突入したんだな」と思ったね。

でも、この作品がいろんな人に届いた一番の理由は「才能に魅了される」っていうのがどういうことが、とにかくストレートに描いたからだと思うんだよね…

例えば、のだめカンタービレがなぜあそこまでヒットしたか? それはやっぱり、男女の性愛の世界も飛び越えて才能の虜にされてしまう魂の愛を、 クラシックの美しい旋律にのせて、あんなにポップに楽しくわかりやすく描いたからだ。

アマデウスという映画/ミュージカル作品があんなに素晴らしいのは、裕福な家に生まれ、世間知らずで品性下劣なモーツァルトをどうしても許せない、 でも、その神に愛された才能には恋焦がれてしまうサリエリの苦悩が、もはや恋愛に等しいほど激しく狂おしく描かれるからだ。

YOIも才能に恋してしまうと、年齢も性別も関係なくめちゃくちゃに狂ってしまう、それを真っ向から描いたから、これだけ多くの人に愛され、 そして多くの人からの反感も買ったのだ…

才能にホレる感覚に、ピンとくる人もいれば、全然わかんない人もいるもんね。

ヴィクトル勇利、二人の間に生まれるクソデカ激エモ感情を「恋愛」とも取れてしまう、デリケートな表現すら厭わず描いた、製作陣に…

五体投地…全力地面埋込型土下座………ッッッッ

もう10話の特別ED、そしてその後のCパート(でいいのかな?予告前だけど)で、 ほんまストレートに「(フィギュアスケーターにとっての)神様が人間(の才能)に恋に落ちる瞬間」を描いてきよって、 創作物にありがちな「何故か都合よく超人が凡人を見いだし、凡人を全肯定して愛す」ご都合主義ではなく、

凡人ではない、特別強化選手である勝生勇利が、力尽くでリビング・レジェンド ヴィクトル・ニキフォロフの心を奪った、ちゃんと「起こるべくして起こった自体」であると示したのが…

ほんまに、ほんまに… 涙が出て…頭が真っ白になって… 10話本編の「結婚おめでとう!」事件なんてメじゃない、とんでもない核弾頭で…

私、ほんま狂ったように10話のEDばっかり繰り返して見てる。 過呼吸になりそうなほど胸が苦しくなって、鼻の奥が痛んで目がどんどん潤んでしまう…

こんなにすごいものの存在を、私は2年も知らなかったのか… もっと早く出会えていれば、私はきっとすごく幸せだったのに…

いやでもやっと出逢えた今も、本当に本当に本当に幸せなので、巡り会う前の2年間も決して無駄ではない。 いろんな論争が起きて好きであればあるほど疲労も大きかったであろう当時よりも、 落ち着いて作品を楽しめる今こそ、私的にタイミング良かったのかもしれない。

なんかもう取り留めもなく、書き連ねてしまった。 他にも言いたいこと山ほどある、等身大の生意気な15歳だけどその本質は驚くほどピュアなユリオの、一瞬しかない今だからこその美しさや、 勇利にもヴィクトルにも現役続行を決意させた絶対的な神に近い才能だとか、

ネタキャラかと思いきや、ファイナルグランプリのプレッシャーの恐ろしさを嫌という程見せつける役目だったJJとか、

勇利と同じく神様に魅了され、その背中にピタリとくっつくかのように追い続けていたのに、結局ヴィクトルに見出されることも、隣に立つことも叶わなかった年長者のクリスとか(ヴィクトル選手復帰したから、これから立てるかもしれないけど)

小さい頃の勇利の1番近くにいたけど、夢ではなく現実という幸せを選んだ西郡一家とか、 もっともっと色んなこと書きたい、それほどこの作品が抱えてるものは膨大。

でもやっぱり、勇利とヴィクトルの関係性があまりにも凄すぎて凄すぎて凄すぎて凄すぎて… 逃げずに「これは愛だ」と言い切った制作陣の姿勢があまりにかっこよくて…

こんなに魂を揺さぶってくれる作品に出会えて、 私は本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当の本当に、 幸せだなぁ… 生きてて良かったなぁ…

RTIのおかげで、胸を張ってアイナナを好きと言えるようになった話。

私は元々ハロープロジェクトのオタクの、超新参マネージャーである。 今年の一月からはじめた、ほぼアニメから入ったようなペーペーの者だ。(第三部完結までクリア済)

きっかけは交流のあるハロヲタの方が「アイナナ面白い!」とずっとツイートしてたから。 私は女性向けゲームがとにかく苦手で、特に乙女ゲーは本当にダメ。乙女ゲー宣伝のアカウントとか目に付く限り全部ブロックしてるくらいに地雷だった。

でもやっぱ、ハロヲタの人が「面白い」って言ってるアイドルものなら、そんなに趣向に合わないことはないだろう…と思ったのと、 私が羽多野渉さんと佐藤拓也さんのwebラジオSBSのリスナー(有料会員)だったこと、そして出演者2人が口を揃えて「女性向けゲームであそこまで恋愛要素がないものも珍しい」「少年漫画みたいなストーリー」と称してたので、 乙女ゲーでないのならとりあえず大丈夫かな…と思い、正月テンションで軽い気持ちではじめた。

そして、とんでもないシナリオの上手さと巧みさ、楽曲の良さ、キャストの熱演、音ゲーの楽しさなどにより、 楽曲をiTunesで買い占め、 今まで興味のなかったキャラクターのぬいぐるみを買い漁り、 Twitterで素敵なイラストやぬい写真やコスプレ写真をあげられるアカウントを軒並みフォローしてまわり、 ついにアイナナ初のライブのライビュにも2日間通いつめるまでになった。

でも、私はなんとなーく、アイナナが過去炎上して人が大量に去った事件があったことを、知っていた。 詳しくは知らないし、今も自分の心の平静を保つためにあえて調べようとはしてない。 だから、ハロヲタさんの口からタイトルを聞いた時「あっ、あの炎上したやつか」と思って、印象はよくなかった。

だから、身の回りの人達に「今は一番アイナナにハマっとるし、アニメもめっちゃ出来がいいねん!」と言えなかった。 アイナナを知らないっぽい人を選んで話題を振ったけど「…ああ、アレね…」と、明らかよく思ってないリアクションが返ってきたから、早々に話題を変えたこともあった。

アイナナを好きでいることに、なんかずっと罪悪感があって、とりあえずネット上だけで大騒ぎする事にした。

本当に何年かぶりにアニメをリアルタイムで追って、泣きながら最終回を見たし、 今まで何がいいのか全然わからなかったキャラクターぬいぐるみを、みなさんの可愛い写真をきっかけに「可愛い!欲しい!」と思うようになり、 無理のない程度に…と少しづつ買い集めたら、もうとんでもない数になっちゃったし、 ヒトカラでストーリーを思い出して泣きながらメモメロやリスポを歌い、 毎日ゲームにログインして現在配信中のエピソードも全部読んだ。 アイナナ感謝祭vol.3のライビュにも行って小野賢章さんと増田俊樹さんによる「Fly away!」披露に、死ぬほど喜んだ。 最高に満たされた時間だった。

ハマってるものがあると、毎日最高に楽しい。 私はハロヲタだから「どのキャラになんのハロプロ曲を歌わせたらハマるかな?」とか妄想するのもめちゃくちゃ楽しかった。

ただ、誰にもその楽しさを、リアルで打ち明けないままだった。

そして、全マネージャーが待ち焦がれたという、運営も悲願の3年越しのライブ開催。 まさかの1stライブがメットライフドーム。 こんな新参までご相伴に預かっていいのだろうか、と思うくらいの盛り上がりの中、 当日が来るまで本当に楽しみで楽しみで、 ハロヲタの時もそんなにしない、推し色のアイテムを身につけての参戦の為の服の買い出し、ネットで調べて作ったぬい痛バ、 とにかく初めてづくしで楽しい準備期間を過ごして、前日はライビュ参戦だと言うのにワクワクして眠れなかった。 17時から開演なのに、落ち着かず朝から出かけて開演まで時間を潰した。 1人だけど、ずーーーっと楽しい時間だった。

そしていざ開演してみたら、 想像を絶するとんでもない完成度と、 運営、キャスト、スタッフ陣、そして全マネージャー達のめちゃくちゃな熱量が伝わる、 ドルヲタの私も唖然とするほどの規模の大きなライブで、 生まれて初めて「声優なのかキャラなのか分からない」という気持ちを知った。

そしてその幸せすぎる余韻が、1週間経った今でも、ずーーーーーっと続いている。 この余韻が続いてずっと夢見心地なの、私は以前経験したことがある。 2014年の道重さゆみさん卒業コンサートと、2017年の嗣永桃子さん卒業コンサートだ。

このふたつの卒コンの共通点は、私たちヲタに「報われた」と思わせてくれたところである。

一般的に、どんなに円満に迎えた卒業であってもファンはやっぱり一瞬「裏切られた」とか「置いてかれた」って思ってしまうものだ。

しかし、この2人は全く違った。 今まで彼女達を応援していて、本当によかった、私が彼女たちに注いだ愛は成就して報われたって、そう思わせてくれた。 2人はとてもクレバーで頭の回転が早くて、自分がどう見られているか、ファンは自分に何を求めているのか、俯瞰でちゃんと把握できて、そしてそれに応えられる、とても優秀な人達だった。

アイナナ運営もそういうことだ、 マネージャーが何を求めているか、どうすれば一番喜んでもらえるのか、どうすれば皆ストレスなくイベントを楽しむことが出来るか、 それをきちんと把握して、このライブを実施したのだ。

ずっとアイナナが好きであることに、変な罪悪感を抱きながらここまでやってきたけど、 そんな周りの目ばかり気にする失礼なファンにも、スクリーン越しに最高のライブを見せてくれて、なんだかもう、申し訳なさすら覚えた。

今でも色んなバッシングがあることは、見ないふりしてるけど知ってる。 でも、アイドリッシュセブンを好きでよかった。 アイドリッシュセブンに出会えてよかった。 私は、アイドリッシュセブンを好きでいることにより、報われた。

だからもう、周りから良かれと思って「でもアイナナは以前、こういう炎上騒ぎがあってね…」と窘められても 「それでも大好きだから」と、まだちょっと怖いけれど、そう断言しようと思う。

どこに出しても全然恥ずかしくない、 伝説のすごい1stライブを大成功させた「アイドリッシュセブン」という作品のファンであることに、誇りを持って胸を張って生きていこう。

そういう風に思った、という、この上なく個人的な話。

工藤遥卒業について推敲もせず書いた

とうとう10期から卒業メンバーが出てしまった。 しかも、誰も予想してなかった末っ子の工藤遥

よりによって私は、卒業発表の場に居合わせてしまった。 元ジャニオタで現ハロヲタ、ハロ現場は初めての従妹が、びっくりした顔を向けて私の腕を掴んだのは覚えている。 その後はただ呆然として、身体を乗り出し舞台を見つめる従妹の背中を見つめていた。 身体がどんどん傾いて、椅子に倒れ込みそうになってる私の頭の中では、この言葉だけが繰り返されていた。

「まーどぅーじゃなくなっちゃう、まーどぅーじゃなくなっちゃう、まーどぅーじゃなくなっちゃう…」

こんなに完璧なアイドル2人組はいないのに。 すべてがアニメみたいに出来すぎた、完璧な存在だったのに…

正直に言うと私は10期で一番最初に卒業するのは、私の推しである佐藤優樹だと思っていた… 何度も本人がそういう発言をしてたからだ。 卒業後は作曲の勉強をして作曲家になって欲しいなーなんて、ファンのくせに何故か卒業前提で妄想したりとか、わけのわからないことをしていた。 そうやって、推しが卒業する時の心のショックを軽減する予防策をとっていたのだ。 なんとも卑怯というか、卑屈というか… 私らしく最低なファン心理であった。

そんで、どぅーは残ってくれると思ってた。 何だかんだで飯窪さんが年功序列で参謀系のリーダーになって、 どぅーとあゆみんは腹心としてグループを支えてくれる、そういう未来を予測してた。 みんなの予想はどぅーがリーダーの娘。だったんだね。

ここまで読んでもわかるように、私は10期が大好きだ。 〇期ってくくりでまるごと好きになったのは10期が初めて。 10期は一言で表すなら四姉妹。 冷静で聡明な長女と、 一生懸命な次女と、 ふしぎちゃんな三女と、 しっかり者だけど子供っぽい末っ子。 四人揃っているからこそ力を発揮する、10期はそういう世代だと信じていた。 そのわりに「まーちゃんが最初に卒業する」なんてひねくれたことを考えてたけど、 この子は後ろを振り向かずに新しい場所に行くタイプかなって思ってたから。 だから、まーちゃんが卒業しても「行かないで」なんていう気は無い。 この人はきっと振り向かない、颯爽と駆け出していく。 そう信じていたからこそ、腰の怪我でよもや卒業か?!と騒がれた時は 「お願いだから、本人が納得出来ないうちに卒業するのだけはやめてくれ!! 自分で見つけた目標の為にここを去るのならば全力で応援するけれど、悔いが残るように卒業だけは、お願いだからやめてくれ!!!」 と、一心に願ってたけど、 こんなことでまーちゃんはいなくならない、とも確信していた。 こんなところで「もう、やーめた」とは絶対ならない、まーちゃんは気が強くてきかん坊だから、絶対居なくならないって。

だからまーちゃんは帰ってきてくれた。 でも、予想もしていなかったどぅーが、モーニング娘。'17を去るという。

どぅーが、まーを置いていく? その逆はあり得るけど、どぅーが先に卒業する??? 置いていくなんて言い方は正しくないし、実際私もそんなふうには思っていない。 まーどぅーは実はそこまでニコイチじゃないことだって知ってる。でも、なんていうか…こういう言い方になってしまう。

客席に倒れ込みそうになりながらも、 私はハッと我に帰り、モニターを見つめた。 10期メンバーの顔が映されたからだ。

10期の長女と次女は、末娘の決意に思わず涙を滲ませていた。 でも、三女は泣いてない。 しっかりした表情で、前を見据えていた。

「まーちゃんは泣いてない。ならもう、何があってもきっと大丈夫」

本気でそう思った。 まーがどぅーを見送れるんならば、 まーもどぅーも、何があっても、 どこに行っても、絶対に大丈夫。

私は物凄く安心して、今回の春ツアー最後の最後の曲「ブラボー!」に全力で打ち込むことが出来た。

でも、このツアーのセトリきっかけでDLして予習していたこの曲が、もう全て今日のこの日のハルちゃんのことを歌っているようで…

「無邪気な君が 好きさ 好きさ 好きすぎるさ」

譜久村リーダー達のアドリブでセンターに引っ張り出されて、 びっくりしながらも泣き笑いで歌うハルちゃんの顔を、この歌詞を聞くたびに思い出す。

この時にやっと私は心から泣くことが出来た。 今のこの瞬間に泣いて、今のこの瞬間のハルちゃんを目に焼き付けなければ。

でも、その長い手足、美しい肢体が力強く振り乱されるその後ろに、私は違う誰かを見てしまった。 それは…ファルスだ。

バチンっと頭の中で電気が走ったみたいに、私は気付いた。 「この子は、ファルスに引っ張られてしまったのだ」 ファルスが奪ったのは、あやちょの心でも、ハロヲタの心でも、TRUMPファンの心でもない。 工藤遥の心だったんだ。 彼女の卒業を、TRUMPファンの幾人かは「ファルスが夢から醒めた」と表現していたが、私はむしろ逆に感じた。 工藤遥が繭期に捕らわれたまま、その向こう側に行ってしまったのだ。 「ハルちゃん、そんなに、そんなにファルスが好きだったんだね…」 そう思うと切なくて、 それでも、その虚構の存在の背を追って新しい世界に行くというのならば、 私はただただ、応援というささやかな手助けをするだけだと、そう思う。

私は、ハルちゃんの卒業の決意を、生で、この耳で、この目で、見届けられたのだ。 まーどぅーが大好きな者として、こんなにも、こんなにも幸せなことは無い。

霜月

・お見合いをしたがクソだった。

・スタトレの映画見たんよ。おもしろーい。 無駄がない、中弛みしないんよ。伏線回収の鮮やかさ、展開早いけど置いてけぼりにはしないとっつきやすさ、映像の迫力、とにかく全部が大作映画の名にふさわしいクオリティ。 あと、色んなSF作品がスタートレックの影響下にあるんだなってのがよくわかった。

シネマ歌舞伎 スーパー歌舞伎Ⅱ「ワンピース」見てきた。おい!1幕と2幕、かなーり端折っとるやないけ! ダイジェスト映像とナレーションで流してメインの3幕が中心の構成。全編見せてほしかった!見せてほしかったよー!

来年の東京凱旋公演、生で見たいわー! 浅野和之さんのイワさんと坂東巳之助さんのボンちゃんが素晴らしい素晴らしい。 市川右近さんの白ひげもかっこよくて最期のシーンは泣かされたり。 福士誠治さんのエースも良かった。 歌舞伎外の人の活躍はやはり良い、胸熱。

しかし私はワンピース、初期の話を学生の頃に読んだだけなので、エースが死ぬことも白ひげが誰かもあんまりよくわかってなかっておらず、え?!エース死ぬん?!白ひげって人も死ぬん!?とそこに驚きました。 問題外。

・機会があって、ロボコップはじめて見ました。面白かったです。 全てがきちんと収まるところに収まるシナリオ、いい意味でのB級感、 そんでちゃんとSFしてる、抹消されたはずの人間時代の記憶に苦しむマーフィーの悲しさ。 そんで悪役のクラレンスがとっても良いキャラ。 コマ撮りのもっさくてかわいいメカとか。

名作と言われる所以がわかった。 どんだけ日本の漫画やアニメも影響受けてるかって話よ。

・小学校からずっと一緒の地元のお友達の結婚式に参加! もうほんまに幸せいっぱいな素晴らしいお式! しかし私は張り切ってご飯を食べ過ぎてしまい、二次会途中で顔面真っ青になりお手洗いに立てこもる羽目に… 自分の胃の大きさすら把握できてないとは… 三十路も過ぎて恥ずかしい限り…

大惨事とかにならずに済んだのが不幸中の幸いか…地元の友達に介抱され家路につく様は、まんま老人介護の図でした。ヨボヨボ。

道重さゆみ!!ブログ更新!!からの!!! 来春、芸能活動再開!! 嬉しい!って思った瞬間、電車の中で泣いていた。 私の中で、私が思ってたよりもっと、 道重さゆみって存在は大きかったんだと実感。

・そして、嗣永桃子さん来年6月で芸能界を卒業。 ももちゃんにずっと永遠を見ていたよ。 ごめんね、私は勝手だったね。 あなたは誰よりも潔くて、夢を全部叶えてきた人だから、すっぱり芸能界を辞めるのも実にあなたらしい話なのに。 私たちは勝手に、あなたに願望を押し付けてたね…ももちゃんが芸能界にいる限り、どこかでBerryz工房は復活するんじゃないかって。 ごめんね…

ラララのピピピを聞いて、来春の復活を思って涙して、ギャグ100回分愛してくださいを聞いて、6月にくる別れを思って涙する日がくるとは。 こんな日がくるとは、思わなかったよ。

・「この世界の片隅に」見てきた。 気になってはいたけど、私は最近職場の人間関係に疲れていて、 戦争映画なんて悲しいお話を見る気力が湧かない… 元気になった頃にレンタルで見ようと思ってたところ、お友達の強い勧めで一緒に観に行くことに。

こうなったらデトックス、ぼろぼろ泣いて「こんなに辛い目にあう主人公と比べたら、私の悩みなんてちっぽけだ!」って思おう、そんな心意気で赴いたんだけど…

とても心が癒され温かくなって、家路に着いた。

辛く耐え忍ぶ時代であったのは確かなんだけど、そこには当たり前に繰り返される営みがあって、人々の日常は変わらず繰り返されていく。 激動に流されながらも、うまいこと波にのって沈まないよう漂って、当たり前の幸せを噛み締めている。 戦争が終わっても、貧しさも悲しみもずっとずっと続くけど、ここは天国じゃないかわり、決して地獄でもない。

変わらぬ日常が、未来永劫ずっと続く。

そんな当たり前のことを、 それはそれは丁寧に描いていた、 そんな映画だった。

本当に、今、観てよかった。 とにかく日常の描写、全てが丁寧。

能年玲奈さん改めのんさんのお芝居も、彼女の「役柄の人生を生きる力」の高さを見せつけられるようだった。 そんでもって、 主人公はよく知らない人に見初められてお嫁に行って、急に他人から家族になったっていう、 当時らしい初々しい若夫婦なのに、 きちんと描写されていないながらも明らかに "夫婦の営み"がある、アニメなのにそれがきちんとわかる夫婦像だった。

性的なものを匂わせたりしない、 とってもほんわかした可愛らしい画風の世界観なのに、主人公夫婦はおぼこいながらもきちんと"男と女"であった。

これちょっと信じられない。アニメでここまでいやらしさとかなく、男と女である夫婦を描けるのって、そうそうない。

とにかくこの映画の中にはごく当たり前の生活が、信じられない丁寧に丁寧に描かれていた。

観てよかった。 本当によかった。

神無月 その2

劇団patch磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜天晴版」見てきた。 原作は絵柄しか知らんの。でも原作知らなくてもまったく問題ありませんって末満さんがニコ生で言ってたからそのまま行った。 いやはやその通り、取り敢えずゲラゲラ笑い転げたんだけど、まぁゲストさんのお陰的なところもあり。 でもまぁみんな踊れるようになってたし歌えるようになってたし。 井上くんは体力ついたなと。patchの子は体力なかったもんね。

それにしても40代半ばの山浦徹さんのお犬様か出ずっぱりだし踊るし走るし踊るし、死にそうになってた。疲労困憊だった。お犬様ってニヒルなキャラだったのね。

みんなほんまにお芝居出来るようになったなぁ。 納谷くんの中島は可愛すぎる気が…星璃の中島のパンチ効き具合が好きやったから、初演のDVDも機会があったら買おうかな。 星璃も他の劇団に客演したり、頑張ってるよね。いいなと思う役者さんなのでもっと活躍して欲しい。

関西ではそのお声を聞かない日はない名ナレーターで生瀬勝久さんと劇団そとばこまちで活躍した川下大洋さんが見られたのも嬉しい。 なんと上演後のロビーで後藤ひろひと大王見ちゃった。前の日に日替わりゲストで出てて、翌日も気に入ってお客として見にきてたんだって、川下さんのツイッターより。

patchでは竹下くんが好きだから、服部半端役嬉しい。可愛い。 竹下くんのやり過ぎなくらい頑張る、真面目一徹なところが好きなの。あとお目々がぱちっとしてるとことまゆげの太さ。

三好くんのキングオブ源内先生っぷりとか。顔が特に。浮世絵顔。ランくんも好きやね、爬虫類顔の子好きやから。 中山くんはもうほんま安心。役者として一番信頼できる人。母上はすごく女子やった。女子力が備わっていた。よしくんの素の時のボヤ〜っとした喋り方とか、役が入ったら全然ちゃう顔する子やなってとこがまたええよね。

あと、今回のお芝居でpatchリーダーの村川くんが役者業を引退、以降は運営としてpatchに在籍…ってことで、リーダーを見て切なくなったり。 patchの貴重な男前枠やったのに…でもほんまによく出来たええ子やからね、運営側としても頑張ってくれるでしょう。

日替わりゲストのサンシャイン池崎さんはとんでもなさすぎた。なんだありゃ。 あとおーい!久馬さんもずるーい。

全員の顔と名前一致してるわけやないけど、patchの子らにもそれなりに情が湧くくらいにはなってきたな。

劇団☆新感線「Vamp Bamboo Burn〜ヴァン!バン!バーン!〜」見てきました。

ああ… 中村倫也中村倫也中村倫也中村倫也中村倫也中村倫也中村倫也中村倫也中村倫也

中村倫也

最っっっっっっっ高。 最&高

なんなんでしょうあの妖艶さといいますか。 男と女の境目というか、危うくて色っぽくて男女問わず骨抜きにしそうな末恐ろしさ。 そんで宣材写真とか見たら 「は?あの舞台での美しさはなんだったの?まぼろし??」 って思ってしまうほどの、塩系男子っぷり(笑)

この人のためだけに何度も見たろかっていう、そういう芝居ですよこれは。DVD化するかな?ジャニーズだから難しい?WOWOWでやるならお友達に頼んで録画してもらおう。

生田斗真は「これマジか?」っつーほど現実離れして美しい顔立ちで唖然とし、そしてやっぱり上手い人です。座長を務めるべき人です。 小池栄子さんは結構お姉さんなのに相変わらずチャーミングで妖艶でコメディエンヌでアクション女優で、そしてやっぱりおっぱいがすっごい。 いくつになってもかっこいいお姉さんそのまんま。やっぱり素敵よね。 意外に新感線初の篠井英介さんはてっきり怖い役かと思いきやずっとチャーミングで主人公の母的なポジション。可愛い役でしたね。 新感線のおっちゃんおばちゃんたちはいつも通り。

特別賞はインディ高橋さんです。

なんか中弛みしたり「それいるか?」ってネタが挟まったりしてサクサク行こうや!ってとこもあったけど、最近のクドカン舞台こういう事多いね。 テレビの仕事で鬱憤溜まってるんかしら。

なんかBL同人誌出されそうなお芝居でした。 萌えはたくさんあったし満足。アクションもね。

神無月 その1

今までのブログの執筆速度がやたら速かったのは、フェイスブックに載せた文章をコピペしてたからだよ。 10月からフェイスブックのストックが無いよ。 時間かかるよ。

カラコンデビューしてみたりまつエクデビューしてみたり。 カラコンはナチュラルなブラウン系とかにしているよ。お気に入りの色見つけた。 まつエクは派手めにした。もともとつけま族だったからな。 つけま族よりまぶたが荒れない!いいね!

・10月からビーズステッチ教室に月1,2回ほど通ったり、他にも色々動いてる。

ビーズ教室楽しい!楽しい! 延々編んでいられるよ。日々の憂さ晴らしが出来たからとても嬉しい。 作品を完成させる達成感はとても良い。 今までビーズステッチ(針を使ってのビーズ手芸)ってやったことはあったけどめんどくさいなーと思って手を出してなかったのさ。 でも教室でいろんな基本とかテクニックを教わったらすごく楽しい! テグスで編むのが嫌になるくらい針と糸が楽しい! 教室で出された宿題は大体1週間くらいで完成してしまうので、あとの1週間はネットで見つけた編み図とか作って過ごしている。 仕事終わりに喫茶店とかに入って延々編んでるのが最高のリラックスタイムさね…

・ゼンタングルっていう、複雑な模様描くのにハマってる。楽しい。

・ここから怒涛の観劇週間。 まずは娘。'16秋コン The Visionで泣く。どうしようもなく泣く。 でも私以外にも泣いてる人が沢山いたみたい。

ぽんぽんはもう結婚してて、それっくらい二人の世界を邪魔するものは何も無いって感じ。 しかしそれと同時にもう9期は2人しかいないんだ、しかも年上の2人が残ったんだという事実がむざむざと見せつけられているようで胸が苦しい。 たった2人になるなんて、こんな日が来るとは思わなかったね。

そして飯窪さんソロの「恋ING」完全たる実力社会であるハロプロにおいて、彼女のような色んな意味でアイドルらしい歌を歌う子は大切だと思う。 自分の足りないものを表情できちんと補っている。この人がいてくれたら私は本当に安心できる。こんなに信頼の置ける娘さんは早々いない。 最後に10期が4人で肩組み歌ってくれることの有り難さ。 やっぱりやっぱり本当に、私は10期が大大大好き。4姉妹という言葉がぴったりな4人。 この4人でいる時はまーどぅーは末っ子コンビに戻っても良いし、あゆみは突っ走ってもいいし、飯窪さんはニコニコして妹たちを見つめていたら良い。

小田さくらはもうまんま高橋愛高橋愛にしか見えない。高橋愛の再来。

12期もきっちりキャラ分けが出来てきた。 特に気になったのははるまきコンビ。 やはりセンターに立つために生まれてきた類稀なオーラを持った美しい少女・牧野真莉愛。 まず牧野真莉愛って名前がもう美少女にしか許されない名前だよ。 はーちんはアイドルらしい愛嬌が備わったな、と思ってたけど、MCでのはんなりした大阪弁で喋る姿がとっても可愛らしくて、これこそが彼女の本来の魅力だなと思ったり。

はがねちんはぽっちゃりしてるのがもう超可愛い!ずっとあの赤ちゃんみたいなお腹でいて欲しい… 野中はほんまにスキルフル、最初は裏声で歌う癖が気になってたけど最近はそんなことなくて自分の歌声を確立し出した感じ。 ダンスもなかなか上手なんよね、体のキレる子やからね。なんでも堅実にこなせてとても頼れる存在。

・二つに分けるよ。

長月

・遅ればせながらシン・ゴジラをみた。

謝らせてください。 枯れたとか言ってて、すんませんでした。 やっぱり庵野秀明氏は天才だった。

オタクが一番見たいものを作ってくれる。 新劇場版エヴァすら見てないほどに庵野氏から興味を失っていた私だけど、 初めて「トップをねらえ!」を見たときの興奮を思い出した。 エヴァじゃなくてトップ。 なんでかというとトップが大好きだからである、個人的に。

隣の席の中年女性が、都心炎上のシーンで口元を押さえて絶句していたのが印象的だった。

決して荒唐無稽な怪獣映画の派手なアクションシーンではなくて、 私は5年前に、これに酷似した光景をテレビから見ていた。21年前にだって、燃え盛る神戸の街をテレビから見ていた。

スクリーンの中にあったのは、戦火や災害で何度も何度も傷付きながらも、 その度立ち上がってきた日本の姿で、 日本だからこそ生まれたのが大怪獣映画なんだな、と初めて知った。

そしてゴジラが愛くるしい、美しい、愛おしい。 とんでもなく可愛い。 東京の街を焼き尽くす姿は神々しくもあり。 暴れまわるゴジラを見たときに 「ああ、先人たちがゴジラという素晴らしいキャラクターを日本に残してくれて、本当に良かった…」と胸がいっぱいになり、思わず咽び泣いた。

キャストテロップのトリを飾る野村萬斎の文字にとにかくグッッッッッときて、あそこが最後の私の涙腺直撃シーンだった。 やっぱり主役はゴジラだ。 一番愛されているのはゴジラだ。

公開終了まで繰り返し何度も何度も見に行こうと思ったけど、結局2回だけになった。 絶叫上映会のライブビューイングのチケットも一瞬でなくなったし… LINEライブで出演者登壇トークは見れたけどね。Blu-rayも買うぞ。 お友達と上映会もしたい。

・雑誌の付録のスマホも収納できる財布がとてもよくて重宝。12月現在も使っているよ。今の所悪くなってないね。 色も黄色で金運がアップしそうでいいですね。

スーサイド・スクワッド見てきた。 ザ・期待はずれ。 今回のDC映画は地雷だな… しかしジョーカーとハーレクインは素晴らしいのでこの2人VSバットマンの映画作ってほしい。でもジョン・アフレックバットマンはコウモリというよりゴリラやからな…

・「怒り」を見てきた。 正直に言うと、綾野剛氏と妻夫木聡氏がゲイカップルの役だと聞き、完全な下心で見に行った。 あと、真犯人は誰だ!みたいなサスペンスだと思ってた。

が。 見終わったあとの、キャラクターの怒りをそのまま貰い受けてしまうような感覚… どうしようもなくなって無性にモヤモヤする、観客の心を抉りまくるヒューマンドラマであった。

綾野剛氏が並外れて美しいことも、 宮崎あおい嬢が優れた女優であることも、 森山未來氏がやはり規格外にすごいことも、 こっちはとっくに知っている。 思い知らされたのが、広瀬すず嬢の凄まじさ。 那覇市の夜の公園で、米兵にレイプされ泣き叫ぶ、彼女の体当たりの演技。 思わず目を逸らし耳を塞ぎたくなるような痛々しさ。 アイドル女優としか思っていなかった彼女が、オーディションで掴み取った役がこれだったのか。 彼女の意思で、この悲劇的な少女を演じたのか。

同時期に上映してるのが「四月は君の嘘」とか、あまりに振れ幅がでっか過ぎる。 彼女のファンは「怒り」を見に行って、心に傷を負えば良い。 彼女の決意にショックを受ければ良い。

全てが素晴らしかったけど、 しばらくはあのレイプシーンの衝撃に打ちのめされたまま、なかなか心が返ってこなかった。

良い映画だった。

感動しすぎて同じ作者の小説「悪人」を電子書籍で買っちゃって、2日で読みきっちゃった。 すごーく面白かった。

・高い万年筆を買う。また万年筆熱がぶり返してきた。やばい。

・やたらアメコミ原作映画を見ていた。ゆーきゃん目当てでキャプテン・アメリカとか。

・急にビーズ教室に行くことにした。 この時はとりあえず説明会に行った。 おかんの鶴の一声で。