エメラルドグリーンの肌

ハロプロとか芝居とか漫画とかが好き。小説が書きたい。

霜月

・お見合いをしたがクソだった。

・スタトレの映画見たんよ。おもしろーい。 無駄がない、中弛みしないんよ。伏線回収の鮮やかさ、展開早いけど置いてけぼりにはしないとっつきやすさ、映像の迫力、とにかく全部が大作映画の名にふさわしいクオリティ。 あと、色んなSF作品がスタートレックの影響下にあるんだなってのがよくわかった。

シネマ歌舞伎 スーパー歌舞伎Ⅱ「ワンピース」見てきた。おい!1幕と2幕、かなーり端折っとるやないけ! ダイジェスト映像とナレーションで流してメインの3幕が中心の構成。全編見せてほしかった!見せてほしかったよー!

来年の東京凱旋公演、生で見たいわー! 浅野和之さんのイワさんと坂東巳之助さんのボンちゃんが素晴らしい素晴らしい。 市川右近さんの白ひげもかっこよくて最期のシーンは泣かされたり。 福士誠治さんのエースも良かった。 歌舞伎外の人の活躍はやはり良い、胸熱。

しかし私はワンピース、初期の話を学生の頃に読んだだけなので、エースが死ぬことも白ひげが誰かもあんまりよくわかってなかっておらず、え?!エース死ぬん?!白ひげって人も死ぬん!?とそこに驚きました。 問題外。

・機会があって、ロボコップはじめて見ました。面白かったです。 全てがきちんと収まるところに収まるシナリオ、いい意味でのB級感、 そんでちゃんとSFしてる、抹消されたはずの人間時代の記憶に苦しむマーフィーの悲しさ。 そんで悪役のクラレンスがとっても良いキャラ。 コマ撮りのもっさくてかわいいメカとか。

名作と言われる所以がわかった。 どんだけ日本の漫画やアニメも影響受けてるかって話よ。

・小学校からずっと一緒の地元のお友達の結婚式に参加! もうほんまに幸せいっぱいな素晴らしいお式! しかし私は張り切ってご飯を食べ過ぎてしまい、二次会途中で顔面真っ青になりお手洗いに立てこもる羽目に… 自分の胃の大きさすら把握できてないとは… 三十路も過ぎて恥ずかしい限り…

大惨事とかにならずに済んだのが不幸中の幸いか…地元の友達に介抱され家路につく様は、まんま老人介護の図でした。ヨボヨボ。

道重さゆみ!!ブログ更新!!からの!!! 来春、芸能活動再開!! 嬉しい!って思った瞬間、電車の中で泣いていた。 私の中で、私が思ってたよりもっと、 道重さゆみって存在は大きかったんだと実感。

・そして、嗣永桃子さん来年6月で芸能界を卒業。 ももちゃんにずっと永遠を見ていたよ。 ごめんね、私は勝手だったね。 あなたは誰よりも潔くて、夢を全部叶えてきた人だから、すっぱり芸能界を辞めるのも実にあなたらしい話なのに。 私たちは勝手に、あなたに願望を押し付けてたね…ももちゃんが芸能界にいる限り、どこかでBerryz工房は復活するんじゃないかって。 ごめんね…

ラララのピピピを聞いて、来春の復活を思って涙して、ギャグ100回分愛してくださいを聞いて、6月にくる別れを思って涙する日がくるとは。 こんな日がくるとは、思わなかったよ。

・「この世界の片隅に」見てきた。 気になってはいたけど、私は最近職場の人間関係に疲れていて、 戦争映画なんて悲しいお話を見る気力が湧かない… 元気になった頃にレンタルで見ようと思ってたところ、お友達の強い勧めで一緒に観に行くことに。

こうなったらデトックス、ぼろぼろ泣いて「こんなに辛い目にあう主人公と比べたら、私の悩みなんてちっぽけだ!」って思おう、そんな心意気で赴いたんだけど…

とても心が癒され温かくなって、家路に着いた。

辛く耐え忍ぶ時代であったのは確かなんだけど、そこには当たり前に繰り返される営みがあって、人々の日常は変わらず繰り返されていく。 激動に流されながらも、うまいこと波にのって沈まないよう漂って、当たり前の幸せを噛み締めている。 戦争が終わっても、貧しさも悲しみもずっとずっと続くけど、ここは天国じゃないかわり、決して地獄でもない。

変わらぬ日常が、未来永劫ずっと続く。

そんな当たり前のことを、 それはそれは丁寧に描いていた、 そんな映画だった。

本当に、今、観てよかった。 とにかく日常の描写、全てが丁寧。

能年玲奈さん改めのんさんのお芝居も、彼女の「役柄の人生を生きる力」の高さを見せつけられるようだった。 そんでもって、 主人公はよく知らない人に見初められてお嫁に行って、急に他人から家族になったっていう、 当時らしい初々しい若夫婦なのに、 きちんと描写されていないながらも明らかに "夫婦の営み"がある、アニメなのにそれがきちんとわかる夫婦像だった。

性的なものを匂わせたりしない、 とってもほんわかした可愛らしい画風の世界観なのに、主人公夫婦はおぼこいながらもきちんと"男と女"であった。

これちょっと信じられない。アニメでここまでいやらしさとかなく、男と女である夫婦を描けるのって、そうそうない。

とにかくこの映画の中にはごく当たり前の生活が、信じられない丁寧に丁寧に描かれていた。

観てよかった。 本当によかった。